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4分間のピアニスト
お気に入り度:★★★★
主演女優のふたりが素晴らしい!不思議な余韻の残る映画でした。(*´∇`*)

4分間のピアニスト [DVD]
ギャガ・コミュニケーションズ (2008-06-06)
売り上げランキング: 11184

2006年:ドイツ
監督:クリス・クラウス
出演:ハンナー・ヘルツシュプルング、モニカ・ブライブトロイ、スヴェン・ピッピッヒ、リッキー・ミューラー
公式HP:4分間のピアニスト

どっかの劇場で予告編を観て、ずっと気になっていた映画です。
事前に何人かの方のレビューを読んでいたのですが、どの方も「ラストがちょっと驚きだった」というようなことを書かれていました。
で、当然、どんなラストになるのかとても気になっていたのですが・・・

確かに、ラスト、驚きでした。
なんていうか、ショックを受けるというよりは、「あ然」としてしまうような、そんな驚き・・・。
「な~ぜ~???」とクエスチョンが残ってしまう、そんなような終わり方・・・。

でも、良かったです。
何だかよく分からなかった結末を含めても、そして、何かと曖昧な部分が多かったにも関わらず、それでも、なお心が揺さぶられた映画でした。

それはなぜか?

主演女優の2人、ハンナー・ヘルシシュプルングとモニカ・ブライブトロイの存在感、演技力が素晴らしかったからにほかありません。
また、2人の「相性」、とでもいうのでしょうか、それが抜群に良かったです。

新人女優ハンナーが演じるのは、殺人罪で刑務所に収容されている若き囚人ジェニファー。
ジェニファーは、類稀なピアノの才能に恵まれながらも、義父の偏狭な愛情に苦しまされたことから、道を踏み外し、ついには囚人となってしまった人物です。

ハンナーは、そんな生い立ちのジェニファーが持つ凶暴さと繊細さを見事に表していました。鋭い目つきと猫背に構えた姿勢がとても印象的だったのですが、特にドレスで顕になった背中。
まるで、今にも「羽」がはえてきそうな感じの背中で - 表現が難しい。通じるかな?これで。 - 、それがまさに「ジェニファー」という人物像を現しているような感じがしました。

そして、ジェニファーの才能に一発で惚れこんでしまった老齢のピアノ教師クリューガーを演じるのは、ドイツの大御所女優モニカ・ブライブトロイです。
ピアニストとして成功をおさめたクリューガーは、刑務所内で囚人や看守にピアノを教えており、そこで、ジェニファーに出会います。暴力的で反抗的なジェニファーに腹を立て、1度はレッスンを拒否した彼女は、けれど、ジェニファーが奏でた音に惹き込まれ・・・

「才能を持つものは、努力してそれを磨く義務がある」
クリューガーは厳格な態度を崩すことなく、ジェニファーにレッスンを受けるための条件をつきつけます。「決してわたしに逆らわないこと」、「クラッシック以外は弾かないこと」、云々。
ジェニファーはそれに反感を持ちながらも、やはり、ピアノを弾く喜びを失うことには耐えられず、それらの条件をのみ、クリューガーのレッスンを受け始めます。

そうこうするうちに、2人の間の溝は少しずつ埋まっていって・・・
という感じでは、残念ながらありません。
2人の距離は近づいては離れ、離れては近づいて、でも、また・・・というように、行ったり来たり。劇的な変化はないんです。

でも、そこがいい。ある意味、嘘っぽくなくて。
実は、クリューガーも、成功したピアニストという過去の陰に、薄暗い過去を抱えていて・・・
まあ、一筋縄ではいかない人物像なんですね。
そのため、「生きている限り、自分の使命を果たさなければならない」(=ジェニファーの才能を伸ばしてやらなければならない)という思いばかりに囚われていて、つまりは、ジェニファーの気持ちなんかにはてんで無頓着なんです。

だから、年齢がどれほど離れていようと、クリューガーがジェニファーを包み込むような関係にはならない。
2人をつなぐのは、あくまで、「ピアノ」。
ある意味、それが普通の映画とは違っていて、逆に心に深く残ったのかもしれません・・・。

そして、ピアノの演奏。
わたしはクラッシックに明るくないので、この映画の中で使われていた音楽がどれほどのものかは言いかねますが・・・
クリューガーがジェニファーに演奏することを禁じたジャズやロック系のピアノ演奏には魅了されました。また、ジェニファーの演奏姿が様になっているんだなぁ~。

ともかく、何かと説明不足な感じがする映画ではあるのですが、それを上回る何かが残る映画でした。

ちなみに、モニカ・ブライブトロイは『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』や『ラン・ローラ・ラン』でおなじみモーリッツ・ブライブトロイの母上だそうです!!!


MEMO
2007年ドイツアカデミー賞 - 作品賞・主演女優賞 受賞
バヴァリアン映画祭 - 主演女優賞・新人女優賞・脚本賞・最優秀新人プロデューサー賞 受賞
上海映画祭 - 最優秀作品賞 受賞







【2009/11/09 20:59】 映画レビュー | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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