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舞姫通信
心にずっしりくる一冊でした。

舞姫通信 (新潮文庫)
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重松 清
新潮社
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「自殺」が題材で、物語の中には複数の「自殺」がでてきますが・・・
「自殺」がどうのこうのというよりも、それによって、「残されてしまったひと」がゆっくりゆっくりそれを受け入れて、「再生」していく、そんなことを描いた物語じゃないかと思います。

以前読んだ時はそんなに印象深く感じなかった一冊なのですが、今回再読したら、いろいろ思うところがありました。それは、自分のおなかに新しい生命が宿っているから・・・なのかな?

主人公の宏海(ヒロミ)には、双子の兄・陸男(リクオ)がいました。5年前までは・・・。
世間から一流と呼ばれる大学の4年生で、就職活動の目処も夏までには十分目処が立ちそうな状況、恋人・佐智子との仲もうまくいっていた・・・。そんな中での、突然の「自殺」。
両親でさえ間違えるくらいそっくりの双子の兄の死。

もし、自分がそんな境遇におかれて、自分と瓜二つの亡骸を見送ることとなったら・・・?
自殺の前兆も、思い当たる理由もなく、突然、ぽつんと取り残されてしまったら・・・?
もしくは、お互いに想い合っていると信じていた恋人が突然いなくなってしまったら・・・?そして、その恋人にそっくりな弟がいたとしたら・・・?

リクオを失った佐智子は、リクオを求めてヒロミと断続的な関係をもちかけています。
ヒロミはいつか佐智子が自分を求めてくれることを待ちながら、佐智子にこたえています。

どんどん自分を追い詰めていくような佐智子。
正直、佐智子はあまりにも自分勝手で・・・好感度ゼロでしたが、でも、受動的なヒロミとの対照を考えると、それが物語のバランスになっていたように思います。

ちなみに、「舞姫通信」は、ヒロミが勤める女子高で、作り続けられているメッセージです。
その内容は、かつて学校で飛び降り自殺した「舞姫」をリスペクトするような、そんなもので・・・。ヒロミはこの「舞姫」を通じて、再度、「リクオの死」を考え始め・・・
一方、佐智子は、芸能マネージャーの仕事で発掘した「心中に失敗し生き残った男・城真吾」を通して、「自殺」について突き詰めていき・・・

二人は交じり合いながらも、交じり合うことなく・・・
それぞれのやり方で、リクオの死を乗り越えていく二人・・・。

なんだか感慨深かった秋の読書となりました。







【2009/10/30 19:15】 本レビュー | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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