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お気に入りの本や映画のレビュー。旅話。備忘録的に気ままに綴っていきたいと思います。

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ライフ・イズ・ビューティフル
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どんな不遇な目に遭っても、ユーモアを持ち続けた主人公に深く感動しました。(>へ<)

ライフ・イズ・ビューティフル
角川エンタテインメント (2005-08-26)
売り上げランキング: 1263

1998年:イタリア
監督・脚本: ロベルト・ベニーニ
出演:ロベルト・ベニーニ 、ニコレッタ・ブラスキ 、ジョルジオ・カンタリーニ

とにかく素晴らしい映画です。笑って、泣けて、でも、ただのエンターテイメントってわけじゃない。
イタリア映画だし、ナチの強制収容所の話だし、きっと暗くて重いんだろうな・・・と、思いながら、映画館に行ったので、目から鱗でした。で、1度ならず、3度も映画館に足を運び、さらには何度かビデオまで借りてしまっています。それくらい大好きな映画の1つです。

全体を通して、「愛」と「笑い」にあふれているのですが、特に、主人公のユダヤ系イタリア人・グイドとイタリア人・ドーラが結ばれるまでのロマンスが描かれている前半は、笑いっぱなしでした。
ドーラに一目惚れしたグイドは、いつも、「ボンジョールノ!ビチベーサ!(こんにちは!お姫さま!)」と茶目っ気いっぱいにドーラの前に現れるものだから、婚約者のいたドーラも、思わずグイドに恋してしまい・・・。2人は晴れてゴールイン!

めちゃくちゃラブリーな男の子・ジョズエも生まれ、グイドは相変わらず、ユーモアたっぷりで、何の問題もない幸せな日々。・・・でも、時は、ムッソリーニによるファシズム政権下で、そんな幸せいっぱいの家族にも、ナチスの魔の手が・・・。(以下、ネタばれ含みます)

ジョズエの誕生日に、強制収容所に連行されてしまったグイドとジョズエ。そして、迷うことなく、その後を追ってしまったドーラ。
並みの映画だったら、ここで、一気に、暗い現実を映しだすのでしょうが、この映画はここからも、まだまだ笑わせてくれるのです。温かい気持ちにさせてくれるのです。

もちろん、後を追ったドーラは、女性用の強制所に入れられてしまうのですが、うまいことジョズエを自分の元にかくまったグイドは、ジョズエのために、危険を顧みず、あの手この手と、手を尽くします。愛する息子を守るため、そして、彼に辛い思いをさせず、少しでも楽しい日々を送らすことができるように。
グイドのその決意は、会うことのできないドーラに対しても同じで、ほんの小さなチャンスも見逃さず、直ぐに実行に移し、ドーラに自分とジョズエの無事を知らせたり、愛を伝えたり。どんな時にも、最愛の人を想い、そして、ユーモアを忘れない。そんなグイドの生き様には、本当に胸を打たれました。

結局、グイドは、ドイツ軍が白旗を上げたその日に射殺されてしまうのですが、ジョズエはグイドの言いつけを守り通し、ドーラと再会。そして、その時、グイドがいつもジョズエに言っていた、「うまく隠れんぼうをしていたら、ご褒美は戦車だよ!」という言葉が、本当のことになるのです。
このラストが、無理矢理こじつけな感じになっていないところが、最高に良かったです。(いかにもアメリカ兵って感じで、微笑ましかったです。)

半分、悲しくて、半分、ハッピー。
悲しいだけじゃないところが、よかったです。そして、ハッピーなだけじゃないところも。

最後に、脚本・監督・主演男優を見事にやってのけた、ロベルト・ベリーニ氏に最大の敬愛を。


【2007/12/27 01:21】 映画のレビュー | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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