ALL will be Happy
お気に入りの本や映画のレビュー。旅話。備忘録的に気ままに綴っていきたいと思います。

11 | 2008/12 | 01
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
PROFILE
IHURU
CATEGORY
SEARCH
ARCHIVES
    
IHURUのお気に入りムービー&ブック   
 


ジャマイカ楽園の真実 LIFE&DEBT
シェアブログ1571に投稿

とても秀逸なドキュメンタリー。先進国の身勝手さに心底ぞっとしました。>へ<

ジャマイカ楽園の真実 LIFE&DEBT
アップリンク (2005-12-22)
売り上げランキング: 16403
2001年:アメリカ
監督:ステファニー・ブラック
公式HP:ジャマイカ楽園の真実

憤ちゃったよ、わたし。

ジャマイカの実情を浮き彫りにしている社会派ドキュメンタリーです。
ラスタマン、レゲエ、リゾート。カリブの楽園。でも、リゾートを一歩離れれば、治安の悪い危険地帯とスラムが広がる・・・そんなイメージのジャマイカ。

じゃあ、なぜ、危険で、なぜ、スラムなのか?

1962年にイギリスから独立したジャマイカは、たちまち財政難に陥り、IMF(国際通貨基金)からの融資を受けます。が、これは、さらなる破滅への道の一歩にしかならなかったのです。
高利子に加え、貿易の自由化など自国に不利な条件がこれでもかというほど盛り込まれた契約書。いわばIMFの奴隷となったジャマイカには、自国の政策などないも等しい状態になってしまったのです。

映画にはさまざまな立場の人間が入れ替わり立ち代り出てきて、自分たちの言い分を語ります。

1970年代半ばにジャマイカ首相として最初にIMFとサインを交わした時の首相マイケル・マンレイ。
もっともらしく自分たちのストーリーを語るIMFの重役。(こいつが、狐目のいかにも悪者って感じで、本当に腹がたった!)
農産物の貿易自由化によって失業をよぎなくされた酪農業者やバナナ農民たち。
フリーゾーン(ジャマイカと見なされず税金のかからない地域)に存在していた製法工場の女性たち。 そして、ラスタマン。(レゲエ・アーティストのブジュ・バントンとヤミ・ボロもちらっと出ています。)

陽気なガイドとホテルスタッフに迎えられ、意気揚々とバケーションを楽しむ観光客が乗るバスが街中を走るシーンでのナレーションが胸につきささりました。

「あなたは、のんびりしていて良いという印象を持つかもしれない」
 ※ 昼間からたむろする男達をズームアップにしながら。

はああ〜。他人事ではない。ジャマイカに行ったことはないけれど、似たようなことはそこかしこに・・・。

さて、このドキュメンタリーを撮ったのは、アメリカのステファニー・ブラックという女性です。
実際にジャマイカに住んでみた彼女は、IMFが「貧しい国を助ける赤十字のようなイメージ」とはまったく違う機関だということを知り、ショックと怒りを抱き、自分の知りえた情報を伝えたいとこの映画を作ったそうです。

ありがとう!ステファニー!
なんにも知らんかったよ。(そして、IMFへの資本がアメリカに次いで2番目に多いということには、大ショックを受けたよ・・・。)

非常に分かりやすく、かつ、とても興味がそそられる流れで、ボブ・マリー、ヤミらのレゲエ・ソングも、殊更、響いてきます。

ぜひとも、1度、見ていただきたい映画です。というか、見なきゃいけない類のものだと思います。(体温上がると思いますが。怒りで。)



@アメリカ本国での予告編です。↓





【2008/02/17 22:47】 映画のレビュー | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
このページの先頭へ
<<ホームレス中学生 | BLOG TOP | リバティーン>>
この記事に対するコメント
このページの先頭へ
この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

このページの先頭へ
| BLOG TOP |
この記事に対するトラックバック
トラックバックURL▼
⇒ http://ihuru.blog46.fc2.com/tb.php/209-8c6255ce


このページの先頭へ

Since 2006-03-17



Google
      
1クリックPLEASE!
 
  
リンク


RECENT ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACKS






ブログ広告ならブログ広告.com

サンプル・イベント・モニターならBloMotion