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裸足の1500マイル
お気に入り度:★★★★
主人公モリーの知恵と勇気に心を打たれるとともに、とても胸の痛くなる映画でした。 o(´^`)o

裸足の1500マイル
裸足の1500マイル
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ハピネット・ピクチャーズ (2003-09-25)
売り上げランキング: 6992
2002年:オーストラリア
監督:フィリップ・ノイス
出演:エヴァーリン・サンピ 、ローラ・モナガン、ティアナ・サンズベリー 、ケネス・ブラナー、デイヴィッド・ガルピリル
公式HP:裸足の1500マイル

1970年代より、さまざまな「多文化政策」がとられ、今でこそ「多文化主義」と謳われているオーストラリアですが、それ以前には「白豪主義」がはびこっていました。
先住民であるアボリジニに対する非人道的な差別。
1930年代には、アボリジニの子どもを家族から隔離し、白人社会に適応させようとする隔離・同化政策がありました。要するに、態の好い民族浄化です(虐殺、よりはね)が、この映画は、そんな時代に翻弄されたある混血児の物語です。

最初から、胸がちくちく痛むシーンが続きました。

アボリジニに対する政策の説明。
アボリジニ保護局の不穏な動き。
そして、保護局によって、アボリジニの子どもが連れ去られる場面。

泣き喚く親子。無情に任務を遂行するアボリジニ保護局の人間。(このシーンは、本当に、胸が張り裂けそうでした)

親子の抵抗もむなしく、3人の子どもが、檻つきの汽車とトラックの荷台に乗せられ、まるで貨物のように運ばれていきます。
その3人の子どもは、全員、白人とアボリジニの混血児で、14歳の少女モリー(エヴァーリン・サンピ)、妹のデイジー・8歳(ティアナ・サンズベリー)、従妹のグレイシー・10歳(ローラ・モナガン)の3人です。

3人が連れて行かれた先は、故郷のジガロングから1500マイルも離れたムーアリバー収容所でした。(以下、ネタばれ含みます)

そこでは、母語の使用が禁じられ、白人文化への同化を目的としたしつけが行われていました。
今までの生活を全否定され、一方的に押し付けられる生活。モリーは、それに激しい嫌悪感を抱き、デイジーとグレイシーをつれ、ムーアリバーを飛び出します。
遠くの空に浮かぶ雨雲に目をやり、「今なら、雨が足跡を消してくれる!」と信じて。

このモリー役のエヴァーリン・サンピという女の子、めちゃくちゃ存在感ありました。道中出会ったアボリジニと交わすハンドサイン、鳥の鳴き声を真似た口笛、空を見て方角を読む姿、どれをとっても板についていて、格好よかったんですが・・・
とりわけ、誰にもこびることのない力強い視線が印象的でした。
あ、でも、わたしの胸をドキューンとうったのは、デイジー役のティアナ・サンズベリーです。可愛すぎです。幼子なのに、既に色気があるんです。サンピとは逆のナチュラルにこびた目つき・・・。末恐ろしい女の子です・・・。

さてさて、ちょっと話が脱線しましたが。
モリーはとても頭のいい女の子で、様々な工夫をしながら、ムーアリバー収容所から徒歩で逃げ続けます。そこには、もちろん、アボリジニの狩りの知恵が活かされていたわけですが、3人を追う「追跡人」、こちらもアボリジニの凄腕のハンターです。
この追跡人が、ほぼ無表情なんですが、たまにニヤッとするんです。それは、モリーの賢さに対する称賛なのか・・・? その微妙な感じがが非常に薄気味悪く、怖かったです。

まあ、それは大いに活かされていて、だからこそ、追われる側の緊迫感でドキドキしてしまいました。

それにしても、オーストラリアの荒涼な大地は、くるくる変わる空の色、そしてその空と大地の境目の色合いが何とも美しかったです。砂漠の灼熱地獄は見ただけで勘弁といった感じでしたが・・・;

え~、だいぶ長くなってしまいましたが・・・

この映画を見て、つくづく感じたのは、何を「正義」と信じるかの怖さです。
「子どもたちをアボリジニの原始的な生活から救わなければならない」---それは、必ずしも、差別的な心だけからくるものではなかったわけです。(もちろん、ただの差別心の人もいたと思いますが)
何を信じるか、それを信じ続けていいのか、絶えず、人は考えなければいけない、そう思いました。

捕まるんじゃないか?と、ドキドキさせられる映画です。そして、ちょっと考えさせられます。
心に余裕があるときに、観た方がいいかな、と、思います☆




【2008/05/29 19:19】 映画レビュー | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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