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左岸
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しんしんとした感じの一冊です。

左岸
左岸
posted with amazlet at 08.11.08
江國香織
集英社
売り上げランキング: 1504

「しんしんとした感じ」ってどんな感じよ? と思われるかもしれませんが、それ以外にぴったりくる言葉が見つからなかったんですよね・・・orz

『冷静と情熱』に続き、辻一成との共作です。
江國香織が描く「茉莉」の人生。辻一成が描く彼女の幼なじみである「九」の人生。
江國さんにしては、ずいぶん長い物語です。(こんなに長いのは初めてなのでは?)

福岡に生を受けた茉莉は大のお兄ちゃん子で、幼なじみの九が兄と親しくするのに焼きもちをやいているような少女でした。
そんな少女が恋をする年になり、結婚する年になり、そして子供を生み育て・・・
と、1人の女性の長い長い物語です。(以下、少しネタばれ含みます)

あらすじを紹介すると、まるでメロドラマになってしまうので省きます。
江國さんの凄いところは、筋だけ話すとメロドラマのようなストーリーがすとんと普通になってしまうところだと思います。この物語りもまさしくそうで、駆け落ちした男がぐれていったり、めちゃくちゃに愛した夫が突然事故死したり、嘘みたいに高名な画家のミューズに選ばれたり・・・
何だかとっても波乱万丈な人生のようなのに、なぜか仰々しい感じがしない。とても、すとん、としています。

誰一人、おなじ場所にとどまっていられない。

それがどんなに悲しいことでも、どんなに嬉しいことでも・・・。
そう思う反面、そしてそれが事実である反面、もうずっと会っていない幼なじみからの手紙を読むことを躊躇する理由。それはこんな風にあらわされています。

手紙を読むたびにひっかかるのは、もう何年も会っていないのに、九と自分とがおなじ場所 - 惣一郎の死を中心にした闇の濃い場所、闇が濃すぎて燦然と輝いてしまう場所-で堂々巡りをしているような不思議で不穏な気分になるからなのだった。

うん、やっぱり、しんしんとしたお話なのです。

辻一成著の『右岸』は今日買ってきました。
茉莉以上に波乱万丈だった九ちゃんの、そして、突然茉莉の前から姿を消した九ちゃんの人生はどんなものだったのでしょうか。気になるところです。




【2008/11/08 20:38】 本レビュー | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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