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『9000マイルの約束』 映画レビュー&予告編
お気に入り度:★★★★
極寒のシベリア収容所。決死の覚悟で脱走を試みたある男の物語です。追われる者の緊張感に、 びくびくしてしまいました。( ̄~ ̄;)

9000マイルの約束
9000マイルの約束
posted with amazlet on 06.10.30
ハピネット・ピクチャーズ (2006/04/28)

2001年:ドイツ
監督:ハーディ・マーティンス
出演:ベルンハルト・ベターマン、ミハエル・メンドル、アナトリー・コテニョフ

第二次世界大戦後、戦争犯罪人としてシベリアへ連行されたドイツ兵のお話です。
有名なノンフィクション本の映画化&ドイツ人が被害者側にたった映画のため、ヨーロッパの方ではけっこう話題に上った作品のようです。

シベリアの自然は、なんとも壮大でした。そして雪景色は寒そうというよりも、痛そうで・・・。撮影大変だったろうなぁ・・・と、ちびた同情をしてしまいました。
単純なわたしは素敵な光景が出てくると、大体は「あ~行ってみたい」と思うのですが、たとえオーロラが出ようとも、マイナス何十度の世界とは無縁でいたいです。

さて、主人公クレメンツ(ドイツ兵中尉)が戦犯として送られた先は、シベリア最果ての炭鉱所。待っていたのは過酷な炭鉱堀。
仲間がばたばたと倒れていく中、25年もの強制労働を科せられた彼は、家族との「再会の約束」を果たすため、強制収容所からの脱走を試みます。
「難攻不落」というべき収容所の周りには、塀も壁も有刺鉄線さえもない代わり、厚さ数十センチの雪が降り積もった大地が広がるのみ。隠れ場所も食料も・・・orz

しかし、クレメンツは挫けることなく「約束」だけを胸に、3年かけて、9000マイル(14,208km)もの道を、ひたすら徒歩で突き進んでいくのでした。(以下、ネタばれ含みます)

主人公以外の重要なキーパーソンに、以下のの3人がおり、それぞれクレメンツに絡んでくるわけですが・・・

①クレメンツを目の敵にしているソ連兵の中尉(収容所の責任者)
②クレメンツの収容所からの脱走を幇助したドイツ人医師
③クレメンツの国境越えを幇助したユダヤ人

①は、何ゆえ、そんなにクレメンツにこだわるの?と謎です。だって、3年もの歳月、たった一人の脱走者を追求し続けるって・・・?

②は、切ないです。もともと、この医師自身が脱走するために乾パンやら何やら蓄えていたわけなんですが、その全てをクレメンツに託して・・・。というのも、自分が癌に侵されていることに気がついてしまったから。
クレメンツを助けたあと、彼は注射針で自殺を図って死んでしまいます。

③も、切ないです。兄弟を戦中、ナチスの収容所で失ったユダヤ人。でも、彼は来るもの拒まず、誰であろうと、助けを求められたらそれに応じる。どうして?それは映画の中でも明かされていないけれど、だからこそ、痛烈なメッセージが感じられました。
そんな彼も、クレメンツに偽造パスポートを渡した後、心臓発作で急死してしまいます。

ドイツ兵の感情的な面を描くのはやはりタブーなのか、クレメンツ個人の感情描写は「家族に会いたい」という一点に集約されています。戦中に対する追憶もなければ、ソ連兵に対する憤りもなし。
最後、ユダヤ人に助けられ、

「どうしてドイツ兵である私を助けるんだ?大虐殺は知らずに行ったことだからか?云々」

と問いかけるあたりが、唯一触れているあたりですが、それは一般論を口にしただけで、クレメンツ本人の感情にぐいと踏み込んだものではありませんでした。
この辺りが、もうちょーっとだけでも、踏み込まれていると、もっと奥の深い、味の深い作品になったんじゃないかな、と、思います。

まあ、何はともあれ、3年もの歳月を歩きに歩いて、家族と再会するシーンには思わず涙してしまいました。

1度見て、かなりおなかいっぱいになったので、もう1度見ることはないと思いますが、1度見るくらいの価値はあると思います。
わたしのおじいちゃん世代には、連行された人たちがいるんだよなぁ、と、考えると・・・なんていうか、スクリーンだけの世界じゃないんだと、ぶるるっときました。





予告編
http://www.youtube.com/watch?v=FRTQTUgjsv4



【2006/10/30 15:26】 映画レビュー | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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