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本と映画のレビュー、旅行記&お小遣い稼ぎでライター記事を書いています☆


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『ジョゼと虎と魚たち』 映画レビュー&予告編
お気に入り度:★★★★★
切ない。でも、しっかり前を見て、新しい世界に羽ばたいていくジョゼには爽快感を憶えました。女はそうでなくっちゃ!!!( ̄ー ̄)v

ジョゼと虎と魚たち
ジョゼと虎と魚たち
posted with amazlet on 06.12.29
角川エンタテインメント (2006/10/20)
売り上げランキング: 3414

2003年:日本
監督:犬童一心
出演:妻夫木聡、池脇千鶴、新屋英子、シンヤエイコ、上野樹里

つうんと切なくなる、ちょいとビターな恋愛映画です。

主人公は、大学生の男の子(つねお)。ある日、原因不明の病で足が歩けない女の子(ジョゼ)と出会って・・・。

というと、何だかお涙頂戴系のロマンスを想像してしまうかもしれませんが、180度違います。同情心的なセンチメンタルさは一切ない。だからこそ、とってもきらきらした映画になっているのだと思います。

なんといっても、池脇千鶴の演技力が素晴らしいです。まじ、びびりました。
オババに育てられた女の子という設定からか、全編を通じてやや乱暴な関西弁と妙な凄みが特出しているのだけれど。ちょっとした仕草で、ヒト慣れしていないウブな様子を顕にしていて・・・特に、カメラが後ろ姿を捉えたときの表現力-手のうごきや肩のうごき-には、感服しました。

対する、妻夫木くん。最初は、池脇千鶴に迫力負けしていると思ったのだけれど。改めて思うと、むしろ「普通っぽさ」が良かったと思う。うん、なかなか良かった。
いつも思うのだけれど、妻夫木くんは、「そのへんにいそう!」な感じがするんですよね。特別かっこいいわけでも、特別オーラがあるわけでもない。どちらかと言えば、好青年そうだけど、でも、特別正義感に溢れているっていう感じでもない。スケベだったり、おせっかいだったり、親切だったり、冷たかったり、煮え切らなかったり・・・もろ、等身大の男の子な感じがします。

池脇千鶴がある意味常人離れした雰囲気をかもし出していたので、妻夫木くんのゆるい存在が、「映画の世界」を「日常の世界」に留まらせていたような気がします。(以下、ネタばれ含みます。)

これはジョゼとつねおの恋物語。といっても、二人の「別れ」が一番描きたかったんじゃないかと思います。 出会って~つながって~悲しい結末に向かっていく。具体的にどうこういう出来事があるわけじゃないけれど、「別れ」に向かわずにいられない二人。分かりすぎて、苦おしい。

「ジョゼ」は古い家にオババと二人暮らし。オババが「何の役にも立てない壊れもん」と世間体を気にするあまり、ジョゼは小学校すら通っておらず、近所に捨てられたいろいろな本を読んで育ってきました。
そんな一風変わったジョゼに好奇心を隠せなかった「つねお」。図々しくもジョゼの家に通い始めたものの、大学にも気になる女の子「かなえちゃん」がいて・・・。
結局、どっちつかずの態度は、ジョゼを傷つけ、ジョゼとオババから「2度と来るな」と引導を渡されてしまいます。それに対して、おとなしく引き下がってしまう根性のないつねお。

でも、数ヵ月後。つねおは、偶然、ジョゼのオババが亡くなったことを知り、ジョゼの元に駆けつけます。
強情な態度とは裏腹に、一人ぼっちでどうしようもなく苦しんでいるジョゼ。つねおは、そんなジョゼが愛しくってほおっておけなくて、一緒に暮らし始めます。
でも、結局、つねおはジョゼを重荷に感じるようになって・・・。ジョゼはそんなつねおの気持ちが分かるのだけれど、だからこそ、反抗的にわざと重荷になろうとしたり・・・。

そんな折、つねおは偶然かなえちゃんと再会して・・・。小さなこぜりあい、たんたんとした日常、その後、つねおはジョゼの元から去り、ジョゼは一人でソトの世界に飛び立っていくのです。
結局、「つねお」は「ジョゼ」と「かなねちゃん」の二人を傷つけながら、いったりきたりしたわけで。「弱そうに見える女」に弱いくせに、でも、自分も「弱い男」だから、まだまだ彼女たちの支柱にはなれなくって。

ラスト、つねおは「かなえちゃん」の元に戻ったけれど、きっとうまくいかないだろうな、と思います。だって、プライドの高そうな「かなえちゃん」は「つねおが好き」っていう気持ちよりも、「身障者に彼氏を奪われた」っていう思いが強かったと思うから。
「つねお君が忘れられなくて」なんてセリフはただの思い込み。きっと、つねおを手に入れたら、満足しちゃって、あっという間に飽きちゃうだろうなぁ・・・。

ラストにぶっとおしで流れた主題歌「ハイウェイ」(by.くるり)もとても良かったです。

♪僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって~
で始まり、
♪僕には旅に出る理由なんて何ひとつない
で終わる。

投げやりなんだか、意味深なんだかよう分からんけど、いい歌です。
頑なに車椅子を拒んでいたジョゼが、一人で町を走る様子にぴったり合っていて、明日へ向かって生きていける感じがすごくしました。

では、最後に、思わずホロリとした名言を。

「いつかあんたがおらんようになったら、迷子の貝がらみたいに、一人ぼっちで海の底をころころころころ転がり続けることになるんやろ。―でも、まあ、それもまたよしや。」 by.ジョゼ

「分かれても友だちになれる種類の女の子もいるけど、ジョゼはちがう。僕がジョゼに会うことはもう2度とないと思う」 by.つねお






予告編
http://www.youtube.com/watch?v=g-zrgKAQnQg



【2006/12/28 23:04】 映画レビュー | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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妻夫木聡妻夫木 聡(つまぶき さとし、1980年12月13日 - )は、福岡県山門郡三橋町(現・柳川市)出身で神奈川県横浜市戸塚区育ちのホリプロに所属する日本の俳優であ
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